冬至ですね

一年で夜が一番長い日

１２月も半分過ぎて

もう、来年まであと少し

気が焦る焦る

お茶のお稽古では師走のこの時期

「無事」

という掛け軸がお床に飾られます

「今年も無事に過ごすことができました」

でも私は「あともうちょっと無事で過ごせますように」

と付け足す事にしてます。

せっかちなので、焦るとすぐしくじる

でも一年の終わりにしておきたいことは

大事の優先順位が高いこと

この時期しかできない

白菜キムチ作り

家の向かいの韓国民団の李さんと今年も漬け込みました。

今年は参加者の方がいなかったので、李さんとゆっくりお話ししながら
作業をすることができました。
それぞれの家庭で作り方も味付けも異なるキムチ
まさに家庭料理。家庭の味
そんな韓国の代名詞とも言えるキムチですが
最近では家庭で作ることが減ってきたようで。

確かにな
大変です、この作業

たくさんある材料を細かく刻んで
準備して大きなタルに漬けこむ

みんなで集まってわーきゃー言いながら
進めないと心が折れてしまいそう

だからやっぱり
一人でやる作業ではないんですよね
核家族の世の中では厳しいのかもしれません

李さんは
いつも季節の野菜を使ったキムチを持ってきてくれる。
白菜の時期になると
キムチ作る？
と聞いてくれる。

李さん
キムチ作りって大変だから、手作りする人が減ってきてしまっているし
日本人は「キムチ作りたい♫」とはいうものの
実際キムチを作ろうという人はなかなかいなくて
それでも
手作りにこだわって教えてくれようとする
李さんの存在は
ものすごく
大事ですね

李さんみたいな人がキムチをつなげているんですね

そう言ったら

「…ありがと…」
「私はね、もっと日韓交流ができたらいいと思うの。
キムチを通して日本と韓国の人たちに仲良くなっって欲しいの。」