so-sen展
無事終了いたしました。
問題点満載の今回の展示でしたが、想像以上に実りの多い楽しい時間でした。

前月の6月まさかの月の半分寝込んで何もできない💧というアクシデント。
アクシデントというより自己管理能力不足
寝ながらできたのは運針だけでした。。。

開催前から準備不足が分かっていたので、開催初日、初の一人目のお客様がいらした時には、心臓がドキドキしました。
「大丈夫かな」「これで良かったのかな」
値付けも、服の裾くけも終わっていなくて💦
でもそれ以上に、つくっている間は、「大丈夫、気に入ってもらえるはず」と
自信があったはずの作品が、表情をなくして見えてしまって、心配になりました。

でもそんな心配も、お客様の笑顔と、おしゃべりの中で、消え去って行きました。
お客様のご要望を伺えて、「こんなのが欲しい」「もうちょっとこうして欲しい」
改善点も見つかりました。
そう、開催して良かったことは、改善点がわかったこと。
「あなたのコンセプトは何?」
私は、洋服がつくりたいと思っているわけではなく、もんぺや作務衣のような、着物と洋服の間の普段の作業がしやすく日々の生活を快適に過ごせるような服を目指しています。
その先に、着物をもっと身近に感じてもらえることにつながったら嬉しいです。
着物のように仕立て直しができたり、布を無駄にしない裁断方法、
そして土に還る素材を使うことを目標にしています。


お話ししながら自分の考えもまとまっていく。

反省点はたくさんあったけれど、やって良かった。開催にこぎつけられて良かった。
初日が終わる頃にはそんな感想が湧きました。
ご近所のmom cafeさんでの展示も好評でとても嬉しかったです。
染難などで納品できなかった手ぬぐいを細く裂き裂織りをしてもらいました。
布として風合いがありとても美しかったので、そのまま展示もしてもらいました。
作者である、moom cafe店員の「4」さんは、自分の作品に関して驚くほど控えめで

布としての展示に乗り気ではなかったのですが、お客様の評判はとてもよくて、
密かにニヤニヤしていました。
今回、こちらの会場では展示名を「おり✖️ぬい展」として
裂織りを縫わせていただきました。

目玉は店内中央天井からぶら下がっている巨大なへび
正直、美しい布にハサミを入れるのは勇気がいりました。

「なぜへび?」「何に使うの?」
と聞かれることが多いですが、「特に意味はありません」
としかお応えできず。。。
つくる前から頭の中で完成図が浮かんでしまったのです。
へびがmoom cafe の天井に浮いているところが。
ただの直感です。


小さいへびもいます。
こちらの展示は今月中続きますので、ぜひご覧ください。
へびも増殖するかもしれません(mom cafe)


残念だったのは「山木守な晩」の延期です。
なか日の夜に、山木守とは何か?私はどんな思いで山木守を感じ作品に投影したか
加えて、物語屋の山木守なおはなし、かぶとめしの山木守丼を楽しんでいただく夜に
したかったのですが、準備不足で延期となりました。

今度は8月11日(日)山の日に改めて準備をして開催いたします。
18時〜
仕立てとおはなし処Dozoにて開催です。
予約制ですのでご注意くださいませ。
間も無く詳細こちらでお知らせ致します。
仕立てとおはなし処Dozo


さてさて長々と失礼いたしました。山の日に向けてもう少し縫おう。


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