一分の修正  冬至

一分の修正

冬至もとうに過ぎて気づけば明日は晦日、明後日は大晦日。
まあ大変😱
(凍み大根やってみたが寒さが足りないかも)
今年作った保存食
梅干し、雑草茶用の葉(月桃が嬉しかった!)、らっきょう、花梨酒、ミントシロップ、たくあん、ほしいも、柚子胡椒、柚子シロップ、すだちシロップ、忘れちゃった。。。結構いろいろ作れました♬


ここから長いです。覚悟して読み進んでください😎





ここひと月痒みと戦ってました。
どんどん赤く浮腫み硬くなる肌、
全体に感じるチクチク刺すような痛痒さ。
そんな最中でも、時は過ぎていくし、納期はあるし。。。
でも、ステロイドは使いたくない。
自分の納得のいくまで、試してみたい。
ファスティングもしてみたし、カウンセリングにも行ってみた。
未だ、よし!これなら大丈夫!という決定打のような回復の兆しはありません。
でも、いろいろなことを考えました。
思うように動けない中で決める優先順位


優先順位






物事に対しても
心理的にも
対人関係においても



優先順位

私は何か間違っていたのかも。
とか考えております。。

今でも、多分今日寝る前にも。

(柚子胡椒の副産物、ゆずの蜂蜜漬け美味し!)


1番大事なのは、自分の健康。
それがないと何にもできない。
そのためにどう過ごすか。
年齢も堂々とした数字になってきて、
体力には自信があります
なんて威張れなくなってきた体の変化に気づいて‼︎


人に良い顔するのはその時点では気分がいいけれど後々ストレスが溜まるようなことは、避けていかないと。メンタルそんなに強くないことに気づいて‼︎




自営で仕事を始めて何年になるんだろう。フリーになった時は、来月の収入が不安で不安で。
仕事になりそうなところに喜んで飛んで行った。営業と、縫製両方こなさねばっ!と意気込んでいた。
そんなに仕事もなかったし。おかげさまで、今年は和裁教室、着付け教室、定期的な和裁講師のお仕事、そして縫製のお仕事、と、ある程度見通しがつくようになってきました。もちろん裕福ではないですが。
それと同時にやりたい事もどんどん増えてきて、目も悪くなってきて縫うスピードも遅くなってきたりと。。。

やっぱり優先順位
思うように仕事が進まない中、お待たせしているお客様が何人もいらして、でも仕事は一つづつしか進まなくて、家のこともあるし集中できる環境が減ったのも確かだし。。。
痒みのある年末、焦っても仕方ない。と、ゆっくり体の調子を見ながら年末納めの仕事をぼちぼち始めました。

あ。

苦手分野だけど、きちっと整理してみよう。
そう、この縫い目。。。先日某社長のSNSのタイムラインに流れていたベトナムの縫製工場の女性の運針。が思い浮かんだ。
あの人のように私は手が動いてるだろうか、おの人のように楽しそうに力を抜いて仕事をしているだろうか。
私は楽しんでいるだろうか。
そうこの縫い目。
私が一分だと思ってやってきた寸法。本当は一分より少し多い。
和裁を初めて14年くらい。だいたい目分量で寸法はわかるようになってきた。でも、「だいたい」あくまで「だいたい」
一分、二分、二分五厘、五分、七分、一寸、、、、

本当はわかってた、私の目盛りは少し大きい。

なぜなら習い始めた頃ある先生から「目盛りは少し大きく見るくらいの人が上達する」と言われたから。

上手になりたかったから。
いつも私の寸法は少し大きい。

でも、やっぱり一分は一分かも。
今、習っている先生から「仕事に関して1㎜もくるわせたくない」と聞いた時ドキッとした。

今まで時間重視で今日はここまで、あと何時間でここまで
というふうに区切ってやってきた仕事だけれど、この年末の仕事は、ゆーーーーっくり、ひと針進んでは、違うと思うと戻ってみたり納得のいくように、そして体と心の声を聞きながら針を進めた。

(一分の大事さを教えてくれたお着物に感謝)


結果、新たなものが見えてきた。
一分は一分なんだ。
一分が決まらないと五厘も七厘も決まらない。

押し寄せてくる流れに乗るのも大事だけれど、
自分の一分の感覚をブレないように決めておくのもものすごく大事なことなんだと気づけた年末でした。


これから年賀状作成に入ります。書き始めるのは年明けかも、、

冬至
過ぎてしまったけれど、
私の当時は今日だったのかも。
ということで

一年お付き合いありがとうございました。
来年は来年でいろいろやるつもりです。
今後もどうぞヨロシクお願いいたします。



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