オーガニックコットンを使う理由

オーガニックコットンを使う理由

最近、オガーニックコットンを扱う機会が増えました。
というより故意に扱うようにしているのです。
先日もオーガニックコットンの仕入れをして来ました。山梨まで


今回はわたそがオーガニックコットンを使う理由について書いてみます。
長いです。御免なさい。



数年前から皮膚にかゆみが出るようになり辛くてしょうがない。
どうやらお姉さんになってくると皮膚が過敏になることがあるらしい。
体調の変化ですか。住環境の変化ですか。
2011年3月末で外注として勤めていた仕事を辞めてフリーランスになることを決めていた。
大震災。原発の問題。。。生活がひっくり返ったその頃、発疹と関節の痛みが出始めた。

放射能のことも含め、食べるものに気を向けるようになって、発酵の勉強を始めると、
素敵な人々と繋がることができるようになった。日本も悪くない!発酵天国!

発疹も出たり出なかったり、手湿疹はひどくなりつつあったので皮膚科巡りはしていました。しかし数年前からかゆみが全身に。何がいけないのか色々考えて実行してみました。
そこでたどり着いたのが化繊の生地に触れるとかゆい!締めつけもかゆい!かも!
ということ。

下着や肌に触れる衣服はとりあえずオーガニックコットンに変えてみた。
締めつけがなくてレースもないやつ。
少し良い気がする。



オーガニックコットンの商品は
農場で綿花を育てる人々にも良い
地球にも優しい
eco
意識高い系



そんな印象でしたが、
時を経るごとに
物をつくる側として、とても大事なことなのではないか。と思うようになったのです。
時期を同じくしてファストファッションの弱体化が始まった。
縫製所の過酷な状況が明らかになり始めたり
染料工場からの汚水で地球環境にも影響が出始めた。
というより報告例が増え声を上げる人々が取り上げられるようになったからだ。


それからマイクロプラスチックの問題も。

安いからすぐに捨てればいい。という価値観がカッコよくなくなってきた。



それは、私のやっている和裁という仕事にも当てはまる問題。
今、和裁業界は縫製代が低すぎて、縫い手が減ってきています。
確かに、ファストファッションで服を買う何倍、何十倍のお金がかかる。
でも、縫うのには時間がとてもかかる。
実際縫っている人に入る賃金は最低賃金をはるかに下回るものです。
安いものがいい。と言って海外縫製の着物や、化繊の洗える着物ばかりが増えてしまったら、手縫いの良さや、絹の風合いはどうやって感じるの?
本当に対価を払うべき相手はどんな人?

お金の使い方、物の選び方、今一度考えてみてほしいのです。

私は、着物を縫う仕事・縫い方着方を伝える仕事・
着物を身近に感じてもらえるような作業服づくりをしています。





私自身が商品をつくる際に、きちんと責任を持って選ぶことが大切だな。と感じています。

とはいえオーガニックコットンや、質の良い素材は高価になってしまうから、
選べる幅は必要と思うので、通常のコットンや麻の生地も使用します。
でもその際も必ず、土に還る素材を使用します。
今年に入り、マスクをつくることが増えました。
私は、やはりオーガニックコットンのマスクであれば長時間つけていることができます。
驚いたのが、糸。路面店で販売しているの物はポリエステルばかり

綿の糸よりポリエステルの方が丈夫だからだそうです。

悲しくなってしまった。
選ぶことすらできないんだ。
低価格で劣化の少ない便利な品、オンリーなんだ。

仕事で出会う人に
化繊の生地や
プラスチック製品は極力使いたくありません。

と言うと時々とても驚かれます。
変わってるね〜。と。

でも私がここ数年で感じて得た答えなのでこのまま進もうと思います。

土に還る素材
私のキーワード

マスクや、下着類オーガニックコットンを使用する際は糸もオーガニック。色糸でオーガニックのものがない時は綿の糸を使用しています。

だからと言ってご縁があって私のところに来た使える化繊の糸や生地、
プラスチックの製品を捨てることはしません。
大事に使います。でも買いません。
買い物は応援したい人のところでします。

物の向こうにいる人が泣いてない商品をぜひ!





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